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クリヤ・マコト/安井源之新 ロングインタビュー

RHYTHMATRIXinterview

「ジャズ批評」誌のためにジャズ批評家・高木信哉氏が行ったクリヤ・マコト/安井源之新インタビューのフルバージョン。紙幅の関係で掲載できなかった内容を是非お読みください!

アルバム「BRIGHTNESS」アーティスト・インタビュー: 聞き手=高木信哉

前作「RHYTHMATRIX」は20097月にリリースされました。2作目の「BRIGHTNESS」はコロナ禍を経て、実に15年ぶりのリリースになります。現在のご心境とRHYTHMATRIXとしての想いを教えてください。

1曲目の「5 Spot」は、安井さんのオリジナルですね。曲の説明と聴きどころを教えてください。

2 曲目の「BRIGHTNESS」はアルバムのタイトル曲で、クリヤさんのオリジナル曲でもありますね。曲の由来と聴きどころを教えてください。

3曲目の「Lucky 88」はインタールードとのことですが、アルバムの中に3曲のインタールードが入っています。こちらはどのような位置づけなのですか?

4曲目の「Passando」は、クリヤさんのオリジナルですね?ブラジル生まれのマルセロ木村さんをフィーチャーしていますが、曲のいきさつと聴きどころを教えてください。

5曲目の「I Can Recall Spain」は、2021年2月に79歳で亡くなったチック・コリアの代表曲です。ジャズに拘らず活動したチックは、クリヤさんの活動にも繋がるものがあります。フィーチャーしているKOTETSUは、クリヤさんのアドリブコンテスト2011の優勝者ですね。聴きどころを教えてください。

6曲目の「Sunday’s Sun」はクリヤさんのオリジナルですね。曲の由来と聴きどころを教えてください。

次の「Agua de Beber」はアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲で、セルジオ・メンデスやアストラッド・ジルベルトなど多くのカヴァーがあります。2015年のブラジル公演で共演したモニカ・サウマーゾが歌っていますね。

9曲目の「Lush Life」は、デューク・エリントン楽団の座付き作曲者ビリー・ストレイホーン(「A列車で行こう」も書いた)が書いた名バラードです。RHYTHMATRIXで演奏するのは不思議な感じがしますが、どう料理されたのかを教えてください。

10曲目「JABRA」は安井さんのオリジナル曲ですが、タイトルはどういう意味ですか?聴き所など教えてください。

12曲目の「Un Homme Et Une Femme」(映画「男と女」より)は、フランシス・レイが作曲した有名な主題歌です。これも意外な選曲ですが、ミシェル・ルグランのご子息のバンジャマン・ルグランが歌っていますね。

次の「Jive Love」は、クリヤさんのオリジナルですね。曲の由来と聴きどころを教えてください。

最後の曲「Berimbauビリンバウ」は、バーデン・パウエル(2000年に63歳没)の名曲です。前作「RHYTHMATRIX」にも入っていて、「あの力強いイントロ」がカッコ良くてびっくり仰天しました。再収録とは、クリヤさんの推しですか?フィーチャリングの上田裕香の声も力強く曲にピッタリですね。

3年越しの大作ということで、お二人の思い入れをたっぷり聞かせていただきました。RHYTHMATRIXはこれまで海外での活動が中心でしたが、このアルバムを機に日本の音楽ファンの皆さまにもお聴きいただき、是非多くの方にライブも体験していただきたいと思います。ありがとうございました。