RHYTHMATRIX / 六本木サテンドール
出演:クリヤ・マコト(pf)、安井源之新(perc)、納浩一(b)、則竹裕之(ds)、KOTETSU(vo)、上田裕香(vo)
11/8(水)六本木サテンドール(03-3401-3080)
時間:開場18:15、開演19:10
MC:5,500円(+別途1フード2ドリンク)
予約:https://satin-doll.jp/schedule/20231108/
インドネシア公演、インド公演、台湾公演、そして本場ブラジル5都市のツアーも大好評を博し、まさに全会場でスタンディングオベーションの快挙を成し遂げたラテンジャズ・ユニットRHYTHMATRIX。ブラジル公演ではかのジョイス・モレノ、話題のモニカ・サルマーゾともコラボレーションを行い、会場を興奮の渦に巻き込みました。
リーダーは世界的に活動を展開するピアニストで、BS-TBS「報道1930」のテーマ曲を担当したり歌番組の音楽監督としても活躍中のクリヤ・マコト。コ・リーダーのパーカッション奏者=安井源之新は、ブラジル在住歴も長いパンデイロのトップ・プレイヤー。NHK Eテレ「みいつけた!」の音楽コーナーを担当しています。さらにベストセラー黒本著者として知られリーダー作および自叙伝も話題の名ジャズ・ベーシスト=納浩一、音楽シーンで幅広い層からのリスペクトを集める名ドラマー=則竹裕之、超絶技巧とソウルを兼ね備えるボーカリスト=KOTETSU、情熱とパワーが弾ける歌姫=上田裕香を迎え、今年最後のライブを行います。
めくるめくリズムに身を任せ、血湧き肉躍る圧倒的なパフォーマンスをお届けします。ブラジル音楽好きの方、ジャズファンの方、いい音楽ならなんでも好き!という方まで、お誘いあわせの上遊びにいらしてください!
※こんなライブです=モーションブルー・ジャカルタ公演
クリヤ・マコト:ピアノ
高校卒業と同時に渡米し、ウェストバージニア州立大学にて言語学を学ぶ。芸術学部練習室管理人と仲良くなり、趣味のピアノで練習三昧にふけるうちにライブの誘いを受け、現地で音楽活動を開始。当時活動を共にした黒人ミュージシャンたちから、アメリカ最貧地域に根付くディープなジャズスピリットを学んだ。そのプレイが徐々に評判を呼び、ついにグラミー受賞者チャック・マンジョーネのツアーに参加。これをきっかけに数多くのジャズの巨匠たちと共演を重ねた。
帰国後にリーダー活動を開始。在米時代の友人たちと録音したアルバムをリリースして注目を集めた。以来20作を超えるリーダー作をリリースし、演奏家および作編曲家として幅広く活躍中。ジャズの枠にとどまらず、平井堅、八代亜紀などポップスの楽曲提供・プロデュース、CM音楽、映画音楽なども幅広く手掛けている。現在、BS-TBS「報道1930」、BS日テレ「今宵☆jazzyに!」の音楽を担当。「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズのピアニストの一人としても知られている。オフィシャルサイト http://www.makotokuriya.com/
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安井源之新:パーカッション
ブラジル在住歴通算6年、インド在住歴3年。学生時代に渡伯し幅広いパーカッションを習得後、プロ奏者として第一線で活躍。特にブラジル音楽特有の打楽器「パンデイロ」の世界的第一人者として知られる。ブラジル在住時はフィロー・マシャードとの双頭アルバム「F to G」を現地でリリース。またインストグループ「Trio Corrente」を見出し、彼らのデビューアルバムをプロデュースした。このグループは2014年にグラミー賞を受賞し、安井の慧眼を証明した。インド滞在時には、招聘した「RHYTHMATRIX」で日印友好文化交流年イベントに出演し現地ミュージシャンと共演した。
帰国後は「FONTE」、「Triplet」などのアルバムをリリース。これまでにスティーヴ・ガット、アンソニー・ジャクソン、マルコス・スザーノなど、幅広いジャンルのアーティストと共演している。また、NHK Eテレ「みいつけた!」内の音楽コーナー「おんがくも」をプロデュース・出演中。オフィシャル・サイト http://www.gennoshin.com/
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納浩一:ベース
京都大学を卒業後、米ボストンのバークリー音楽院に留学。学生時代からクラーク・テリー、スライド・ハンプトン、タイガー大越、トミー・キャンベルなど数多くのジャズ・ミュージシャンと共演した。1985年、1986年には「バークリー・エディ・ゴメス・アウォード」を連続受賞。卒業後に帰国し、渡辺貞夫グループのレギュラーメンバーとして、また森山良子グループのバンドリーダーとして長年活躍。その他、桑田佳祐、石井竜也、平井堅、マンディ満ちる、Bird、JUJUなど、ポップス系ミュージシャンのレコーディングおよびツアーにも数多く参加している。
驚異的なフレージングを奏でるウッドベース、なめらかなビートを刻むエレキベース共に優れ、日本ジャズシーンを代表するトップベーシストの一人。2023年には集大成となるリーダー作「CODA」をCDおよび限定アナログ盤でリリース。さらに自叙伝も出版して話題を呼んだ。リットーミュージックから出版した譜面集「ジャズ・スタンダード・バイブル」=通称黒本シリーズの著者としても知られる。オフィシャルサイト=https://www.osamukoichi.net/
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則竹裕之:ドラム
85年「THE SQUARE」に加入してプロデビュー。米PLAYBOY JAZZFESTIVALへの出演、10回に及ぶ日本ゴールドディスク大賞JAZZ部門受賞など、在籍15年に渡って活躍した。99年にはソロアルバム「DREAMS CAN GO!」を発表。退団後は渡辺貞夫グループ、渡辺香津美グループ、本田雅人グループ、DIMENSION、unit asia、BATTLE JAZZ BIGBAND等のメンバーとして、長年ジャズ・フュージョン界を牽引してきた。
2010年より平原綾香のツアーおよびレコーディングでレギュラーを務める。また、神保彰とのツイン・ドラム・ユニットSynchronized DNAでモントリオール・ドラム・フェスティバルに出演するなど、海外でも高い評価を得ている。昭和音楽大学講師を勤め、後進の指導にも意欲的に取り組んでいる。フュージョン、ジャズからコンテンポラリーに至るまで、幅広く深い感性で日本の音楽シーンを支えるトップドラマー。オフィシャルサイト=http://www.dreamscango.com/
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上田裕香:ボーカル
16才から独学でブルース、ロック、ソウルなどを歌い始め、19才で初めてサンバ楽器を手に取る。大学のジャズ研に所属し、並行してブラジル音楽に傾倒。2005年より都内ジャズクラブを中心にプロ活動を開始し、躍動感溢れる魂の叫び、哀愁を含んだ深い海のような歌声が評判を集める。2007年、一ヶ月間ブラジル、リオデジャネイロに渡りカーニバルにも参加。現地の生活や風や海を感じ、共に演奏することを通じて多くを学んだ。
2011年に初のリーダーアルバム「Agora」をAudio Fab.よりリリース。Jazz批評誌の「オーディオディスク大賞2011年度ボーカル部門」にて、日本人唯一の8位入賞。2013年に二枚目のリーダーアルバム「Dois」、2015年に初のライヴアルバム「Pianistas e mim」をリリース。雑誌「Jazz Japan」に今もっとも熱いアーティストとして紹介されるなど好評を博した。ジャンルの壁を飛び越え、自分自身の心の導くままに歌う自由な感性が魅力を放つ。オフィシャルサイト=http://yuuka-agora.com/wp/
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KOTETSU:ボーカル
洗足学園音楽大学ジャズコース、米国Berklee College of Musicを卒業後、首都圏を中心にプロミュージシャンとして活動を開始。ブラックミュージック全般に精通したその歌声は各方面に評価され、2011年には織田裕二主演映画”アンダルシア”、2013年には福山雅治氏主演映画”ガリレオ~真夏の方程式~”の劇中歌に採用された。またクリヤ・マコト主催アドリブコンテスト東京部門で優勝、セロニアス・モンク・インスティテュート助成によるアジア・ジャズボーカル・コンテストで3位入賞を果たした。
見事なスキャット、そしてコーラステクニックにも定評がある。テレビ収録やライブ、レコーディングに於いてメジャーアーティストのバックコーラスも数多く務めているほか、トロンボーン奏者としても多数の作品やライブに参加している。男声ジャズアカペラユニット”鱧人-HamojiN-”、Duoユニット”KOKE”、バンド”THE PIGEONZ”のメンバーとしても演奏活動を展開中。後進の指導にも力を注いでおり、母校洗足学園音楽大学にて教鞭を執っている。オフィシャルサイト=https://www.kotetsujazz.com/